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松下 仁

1982/03/27
役者

劇団 ひょっとこ乱舞 所属
VIVIT(ビビット) 所属
公演情報
NEW

ひょっとこ乱舞第25回最終公演
『うれしい悲鳴』
作・演出 広田淳一
@吉祥寺シアター
2012年3月3日(土)~3月11日(日)
チケット3200円ほか
http://hyottoko.sub.jp/

ご予約はこちら


<過去出演>
NHKハイビジョン特集ドラマ
『生むと生まれるそれからのこと』
バーコード
リビドー
松下仁のブログです 
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「サマーウォーズ」「沈まぬ太陽」「スラムドッグミリオネア」って映画を観ました。

最近の自分にとっては何かを思わせる作品でして、今日、ひょっとこWEB担当の遠藤君と話す機会があり、その何かを話している間にモヤモヤしていたものが固くなりそうな気がしたんです。だからちょっと書いてみます。


自分は恥ずかしながら「こうしたい!」みたいな欲をあまり持ってないんです。
考えてこなかったと言うほうがいいかもしれない。ただ今の場所では考える機会があったというか与えられてきたというか。で、どうしたいのかってことをずっと空想してきたんです。まぁ役者としてってことなんですけど。

その時たどり着くのは、必死に生きている人を見ると感動するってことが多くどうやら、生きる、ってのがキーワードらしい。そんな下地があって、群馬に行き、悩み、静けさの中の音に気づき、光や風を味わい、それを自分は好きだとジックリ見つめることができた。
僕は普段から空を味わい風を聞き、日常の音を聞いていた。わざわざipodを止めてその音を聞きたいと行動していた。聞きたがっていた。
何かが生きてるいことを感じられたからなのか…

ただただ日々を生き抜くことだけで精一杯な世界もある。スラム街とか怖ーし汚ねーし殺されるし。キツイ。
何がしたいか、なんてことを考えるってこと自体贅沢なことだと思う。、この贅沢さが安全な現代の日本で生活しているってことなのかな。
なんかそんな思想があるらしいですね、人、モノ、金だけでは通用しなくなってきた、みたいな。遠藤君が言ってました。
あと
PCの世界ってのを描く人が思いのほか多いですね。正直、なぜそこに目がいくのよくわからなかったんです。
ただ、パソコンを使う頻度の差ってのもあるんでしょうけど、そう言う題材を選ぶのはとうの昔に生きることについて考え、現代に生きている実感を持っていたからなんでしょうね。
主宰の広田さんが「日本と言うのも1つのフィクション」とボソッと言ってて、その時僕はよくイメージできなかったんです。でも今ならなんとなくわかる気が。
どこかの誰かがこうしようかつって村ができ町ができ国ができただけ。
テレビも電車も会社も洋服も意味ないんだ、いや、あるよ必要だよ、楽しいし、恩恵を受けてる。

山の中の美術館で味わった静けさってのは現代の人間、自分に、生きる本質を諭してくれるんじゃないと思う。
だから「沈まぬ太陽」は衝撃だったです。
まさにその事を言っていたから。
これだって思った。
何かしてみたいことは、農業してみたい、アフリカに行ってみたい、旅をしてみたい、と思う。

実際はそんな良いもんじゃないだろうと想像はできる、でも、そんな実感を自分の中に見つけたのは収穫、実感は大切。

んー何も言えてないなぁ。同じことを繰り返している。
だからどう生きるんだよ。
んー必死で生きるに感動ってやつの必死がとれて、言葉のイメージの裾野が広がったって感じかな。
なんじゃ?

 

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「沈まぬ太陽」を見た。
久しぶりに心揺さぶられる映画だった。
途中休憩ありの3時間。

ラスト5分が僕にとって全てだったしアレを見せるための2時間55分があったんだと思う。
群馬でも味わい、この映画でも味わった。

これかな~?


僕は生命力に溢れているものに感動するみたいです。力強さだったり、強い意思だったり。だから映画でも舞台でも音楽でもなんでもそう言う人を見たり聞いたりしたいんです。
自分がそうではないから憧れるんですよ。
彼女彼氏の事好き?って知り合いによく聞くんですけど、はい好きです、と即答されると悶える。その力もまた生命力。


春の雰囲気が満ちた感じがするのは皆動き出すから。木も花も虫も太陽も風も雲も光も。
森は生命力に溢れている。森の匂い、葉の匂い、草の匂い、土の匂い、空気の冷たさ、風の音、鳥の鳴き声、虫の鳴き声、木の実が落ちる音、建物の軋む音、葉のスレる音を静かに聞いているとポツンと感じる。
今を感じる。
「ここにいる」と思える。中心と言うか自分と言うか。

まぁ、生きている、と言うことです。
最近思い出したんです。
僕はあの匂いを嗅いで、音を聞いて育ったんだ。
そうなんだ。

素晴らしい静けさを味わう。





ジブリってのは奥が深そう。
前に千と千尋をテレビでやってて、あれは礼儀の話だったり環境の話だったり響くモノがありました。
そして昨日魔女の宅急便をやってて見てみると、こんな事を話していたのか!と思わずウナッてしまったんだが


魔女は呪文を唱えて空を飛ぶんじゃない。
魔女は血で飛ぶ。


んだそうです。


終わりました。

いや~役者というのは…

やらないといけない事の繊細さ。
考えないといけない事のな細かさ。

凄く注意してないと通りすぎる。細か過ぎて通りすぎてる事にさえきづけない。

恐ろしい。



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