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松下 仁

1982/03/27
役者

劇団 ひょっとこ乱舞 所属
VIVIT(ビビット) 所属
公演情報
NEW

ひょっとこ乱舞第25回最終公演
『うれしい悲鳴』
作・演出 広田淳一
@吉祥寺シアター
2012年3月3日(土)~3月11日(日)
チケット3200円ほか
http://hyottoko.sub.jp/

ご予約はこちら


<過去出演>
NHKハイビジョン特集ドラマ
『生むと生まれるそれからのこと』
バーコード
リビドー
松下仁のブログです 
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プラスチックレモンの時、チョウさんが舞踏の先輩に言われたんだと教えてくれた
「ただの2拍の1歩でしかない」
ということ。
もっと自由に、異次元に飲み込まれる体はどんな感じか想像するとただの2拍ではなくなる、と。その事が妙にワクワクして楽しそうで参考にしていました。


ロクな死にかたの時にレールの様な装置の上に立って1歩踏み出す場面があり、その事を意識して立っていました。けど人に、中身はあるからそれはもういい。けど200人に見られる体ではない。見られているんだという覚悟が体に無い、と言われました。目から鱗です。確かに、よくよく思い返してみるとそうです。バランスの取りにくい場所であるとかカウント、状態に集中していた。いや見られている事も痛いほど感じていた。けど体にまで発展させられていなかった。知らなかった。

チョウさんに着地して歩き出した瞬間が1番印象に残ったと言われたのが今なら分かる気がします。
その後はただハケルだけだったのである意味、力も抜け満ちた状態だったのだと思います。

今更ですが舞台に立つというのはそれだけで見せものなんだなと。体を使って空間に彫刻していくのか。
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